不幸の知らせを受けたら
不幸の知らせを受けたとき
不幸を知るのは(1)葬家から正式に知らされる場合、(2)葬家以外の知人、友人や新聞広告等で知る場合の二種類がありますが、葬儀に関する習慣は全国各地の風習や規模にもよってかなり異なっており、通夜→葬儀・告別式を行ってから火葬(埋葬)をする地域と、まず最初に火葬を行って、故人をお骨にしてから数日後に通夜→葬儀・告別式をする場合など様々です。
いずれの場合でも失礼のないように各日程や場所、時間帯等をきちんと確認することが弔問にそなえる重要な心得です。
近親者や故人と親しい間柄の場合
連絡を受けたらすぐ駆けつけます。色々な手伝いをする心づもりで出向きますが、遺族に聞いてから行動しましょう。地域によってはこのような間柄の場合は、必ず葬儀も火葬も全てに出席すべき(出席できないときは理由を述べて代理を立てる)である、とされている場合もあります。
近所の場合
親しい間柄ならすぐ出向いてお悔やみを述べた後、手伝いを申し出ます。それほど親しくしていなくても玄関先への弔問へは出向きましょう。地域によって近所づきあいの場合は特有の慣わしがある事がありますので、それに従います。
友人、知人の場合
親しい間柄ならすぐ駆けつけます。そして手伝いが必要かどうか聞きましょう。
それ程親しい間柄ではなかった場合は、玄関先でお悔やみを述べ、通夜、告別式には参列する旨を告げて辞去するか、または通夜や告別式への参列だけでもいいでしょう。
通夜を受けた人が不在や遠方にいる場合
死亡通知を受けるべき本人が不在の場合や遠方で受けた為に行けない場合は、とりあえず家人等が代理で出席するか、弔問に出向きます。
遅れて知った時
取り込み中や旅行中あるいは連絡洩れなどで告別式が終わった後で不幸を知る場合がありますが、知ったら遅れた理由を述べてすぐ弔問に出向きます。
葬儀と告別式
通常は葬儀と告別式は一連の流れとして行われますが、葬儀は親族中心のお別れの儀式で、告別式は一般の方々とのお別れです。